amane / さいたま市の注文木造住宅、住宅設計 - 浦和美園、川口、戸田、越谷、草加、埼玉、東京

MENU
  1. top
  2. お客さまの声
  3. 夫婦も、愛犬も、リラックスできる空間に。ずっと心地よく、経年変化を楽しめる平屋。

お客さまの声

004.
夫婦も、愛犬も、リラックスできる空間に。
ずっと心地よく、経年変化を楽しめる平屋。

さいたま市内の賃貸マンションから、奥さまのご実家がある松伏町へと引っ越してきたIさまご夫婦。もともと農地だったご実家の敷地を利用して建てた家は、愛犬が室内で自由に過ごせるようにと考えてつくられた平屋です。家づくりの経緯や農地転用、日々の生活についてなど、さまざまなお話をうかがっていきます。

家族が伸び伸び暮らせるように、マンションから戸建てへ。

ダークグレーで統一された外観、そして片流れの屋根が特徴的な平屋のコートハウス。こちらには2023年3月からIさまご夫婦と愛犬のモグちゃんが暮らしています。以前住んでいた2LDKの賃貸マンションは、二人で生活するには広さも十分で、住み替えない選択肢もあったとのこと。当時を振り返って、ご主人が家づくりのきっかけを教えてくださいました。

「夫婦だけなら賃貸でも悪くなかったのですが、家族の一員であるモグにも伸び伸び暮らして欲しいと考えるようになり、戸建てが欲しいと思うようになったんです」と、ペット可のマンションとはいえ、愛犬の吠え声や足音などに配慮しなければいけない環境に窮屈さを感じたそうです。

「天気が悪い日でも、戸建てだったら室内で思いっきり遊ばせてあげられるからね」と奥さま。こうした想いがきっかけとなり、家づくりに向けた準備が始まりました。

いま、お家が建っているのは奥さまのご実家の畑があった場所。土地探しから始めようとしていたところ、奥さまのご両親が「農地の一部を使っていいよ」と提案してくれたと言います。「駅もバス停も遠い場所ではあるんですけど、二人とも車を持っているのでその点は大丈夫だろうと思い、ありがたく使わせてもらうことにしました」と奥さま。

順調に土地が決まり、まずは住宅展示場へ足を運びましたが、自分たちの感性に合う住宅会社は見つからなかったそう。

「展示場にある家はどれも、設備や機能を良く見せるためにつくられている感じがして......実際に自分たちが住んでいるイメージが湧かなかったんですよね。そのあと、大手ハウスメーカーではなく地域工務店にも視野を広げて検討する中でamaneに出会いました」と話すご主人。

「amaneのWebサイトに載っている施工例を見たときにピンと来たんです。空間の開放感や日の入り方など、おしゃれでありながら実用的に考えられているのがとても魅力的で。"私たちが求めているものって、まさにこういうことだよね"と、すぐにコンセプトハウスの見学を申し込みました」と奥さまも続けます。

誠実な対応と理想を超える提案が決め手に。

「実は最初、家づくりの相場感をよくわかっていなかった僕たちの予算は低めでした。そのため、ハウスメーカーや工務店の担当者には渋い顔をされることもあって......でも、amaneはフラットに接してくれて、こちらを否定するような態度は一切なかった。誠実な対応が印象的で、ここなら安心して任せられるなと思ったんです」とamaneへの印象を語るご主人。

「あと、農地転用をおこなう際は、必要な書類の準備から書き方まで丁寧にサポートしていただきとても助かりました。こういった土地に関することもまとめて相談できたのは心強かったです」と奥さま。

プランを作成するにあたっては、YouTubeやInstagramなどから希望のデザインや間取りのイメージを資料にまとめていたというIさまご夫婦。「SNSで良いなと思っていても、それはあくまで他人の希望がかたちになったものなので、まったく同じかたちにしたいわけではなくて。amaneの視点を加えた提案をお願いしていました」と語ります。

設計を担当したamaneのスタッフは当時のことを、こう振り返ります。

「資料のおかげで、好みのデザインや叶えたい暮らしのイメージはしやすかったです。それらをベースに、"外からの視線を遮りながらも開放感を損なわない工夫"や"折り下げ天井による程よいこもり感の演出"など、私からもさまざまなご提案をさせていただきました。また、わんちゃん目線では、思いっきり走れるような廊下を確保することも大事にしていましたね」

こうしてamaneの視点が加わったプランは、想像以上に理想的なものだったそう。他の工務店も見学しようか迷っていたようですが、提案を受けた日の帰り道に「これで進めてもらいたいね」と二人の意見が一致していたことを教えてくれました。

それぞれの居場所を確保しながら、快適に暮らせるように。

Iさま邸にお邪魔してまず目に入るのは、部屋の入口から奥まで長く伸びた廊下。

「まずは愛犬が家の中で伸び伸びと過ごせるようになったことが嬉しいですね。普段は家のあちこちで日向ぼっこをしながらお昼寝していることが多いかな。最近のお気に入りはウォークインクローゼットで、奥の方でよく一人で丸まってますよ(笑)」と嬉しそうに話すご主人。わんちゃんにも新居を気に入っていただけた様子です。

ご主人のお部屋は窓がなく、その代わりに排気設備が設けられた秘密基地のような空間。趣味であるプラモデル制作に没頭できるようにしたのだとか。これこそまさに、注文住宅の醍醐味の一つですね。

「プラモデルが好きで、ただ買ってきたものを組み立てるだけではなくて、自分でパーツをつくったり塗装したりしています。塗装するときは換気が必要になるのですが、マンションに住んでいた頃は窓を開けるしか対策できませんでした。冬は寒くて、夏は虫が入ってくるのが嫌だったのですが、室内に換気口をつくってもらえたおかげで作業が捗ってます」。

奥さまのプライベートスペースは、パントリーとその一角に設けたワーキングデスク。キッチンと廊下につながる2か所の出入口はきちんと間仕切りがあるので、収納スペースでありながらもしっかりとした個室になります。

「私の場合、自分の部屋というのは必要なくて。でも、自分でマニキュアを塗るのが好きなので、ちょっとした作業ができる場所だけつくってもらいました」と話す奥さま。

こだわりを詰めこんで完成したのは、ゆとりのある贅沢な空間。

奥さまのお気に入りは、広々としたランドリールーム。壁一面に設えられた作業台や室内干し用のハンガーパイプは、奥さまたってのご要望です。

「マンションでは洗濯機と物干し場は離れていましたし、取り込んだ洗濯物は床で畳んでいました。思い返してみると家事動線はとても不便でしたね。でも今は、『洗う・干す・たたむ・しまう』が一か所にまとまっているのでとても快適です」と奥さま。無駄がないように設計されたランドリールームのおかげで、家事が苦じゃなくなったと満足されていました。

一方でご主人は、キッチンにこだわっていたそう。

「ペニンシュラにするかアイランドにするか、どのメーカーのシステムキッチンを備え付けるか......たくさん悩みました。最終的には、GRAFTEKTのペニンシュラに決めました。部屋の中心に置かれていても凹凸がないデザインなので圧迫感がありませんし、おしゃれなインテリアのような存在感があって気に入ってます。キッチン床の色もグレーにしてもらい、統一感がでるようにしました」。

細部にまでこだわったことで、LDKは洗練された空間に。まるでショールームのような佇まいです。お二人はこのリビングで過ごす時間が至福なのだとか。

「リビングでゆっくりしながら夫婦でお茶することが増えました。以前は一日がとても忙しく過ぎていたのですが、この家にいると時間がゆったり流れているように感じるんですよね。夜、スポットライトに照らされた中庭の植栽を見ていると、なんだか旅館でくつろいでいるような......そんな気分を味わえています」

経年変化を楽しみながら、三人の暮らしを充実させていきたい。

「この家に住んでから、どうすれば暮らしをもっと良くできるかを考えるようになりました。家具はちょっと良いもので揃えてみたり、食器も料理が映えそうな素敵なものにしてみたり......ちょっとしたことですけど、日々の楽しみが増えましたね」と奥さま。

ご主人も「収納スペースを広めにとっているおかげで食器が増えても問題ないし、ランドリールームや寝室にも生活感を隠せるゆとりのある設計が施されているのが嬉しいよね」と応えます。

「この先もずっと、夫婦とモグの三人で心地よく暮らしていきたい」と話すIさまご夫婦。フローリングについたわんちゃんの爪痕や木材の日焼け、モルタルのヒビなど、この家の経年変化を楽しんでいきたいと笑顔で話してくれました。時が経つとともに、どんどん深みが増していくに違いありません。これからどんな風に、ご家族の暮らしが変化していくのか楽しみです。