amane / さいたま市の注文木造住宅、住宅設計 - 浦和美園、川口、戸田、越谷、草加、埼玉、東京

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お客さまの声

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リビングとテラスがゆるやかにつながる。
自然素材をふんだんに使った住まい。

10年以上も注文住宅を検討していたOさまご家族。もともとはさいたま市内の分譲マンションに住んでいましたが、数年前に奥さまのご実家を相続することになり川口市へ。その後、建て替えを行い、理想の住まいを手に入れました。今回は自然素材がふんだんに使われたお宅にお邪魔して、紆余曲折あった家づくりの過程や日々の暮らしなどをお聞きしていきます。

自分たちが納得できる家に住みたくて。模索し続けた10年間。

2023年4月からこちらの新居で生活をスタートさせたOさまご家族。ご夫婦と7歳と4歳の姉弟の4人暮らしです。木の風合いが素敵なリビングに入ると、お子さんたちが「こんにちは!」と元気な声でお出迎えしてくれました。

折り下げ天井やウッドブラインド、ヘリンボーンデザインのキッチンカウンターなど、インテリアのほとんどを木で統一。窓から入り込むやさしい光と相まってとてもリラックスできる空間です。居心地の良さを堪能しつつ、Oさまご家族の家づくりがどのように進んでいったのかお伺いしていきましょう。

「分譲マンションに住んでいた頃から、将来は自分たちの希望を詰め込んだ一軒家を建てたいねという話をしていたので、家づくりのイメージを掴むためにもいろいろな会社の住宅展示場に行っていました」とご主人が当時を振り返ります。

家づくりを検討し始めて3年ほどが経ったある日、奥さまのご実家を相続する話が浮上。急遽、さいたま市から川口市へ引っ越すことになったそうです。

「高齢の父が倒れてしまって......それで家と土地を相続することになったんです。生活環境を変えるのは大変でしたけど実家なら周りの生活音も気にならないし、広さもあったので将来的には子育てがしやすい環境だなと思って移りました。でもやっぱり実家は設備が古くて。せっかくなら自分たちらしい家が欲しかったので、住宅会社は引き続き探していましたね」と奥さま。

その後、とある大手ハウスメーカーを気に入って、契約を進めることに。しかし途中で奥さまの妊娠がわかり、ご家族のライフスタイルが大きく変化。着工直前まで進んだものの、家づくりは一旦白紙に戻すことになりました。

「妻の妊娠も一つのきっかけでしたけど、ハウスメーカーの担当者も変わっちゃったんですよ。新しい担当者とはどうも話が噛み合わなくて。家って安い買い物じゃないから、心から『任せたい』と思える人から買いたかったんですよね」とご主人。

親しみやすく丁寧な対応が安心感につながった。

お子さんたちが大きくなり、再び家づくりをスタートさせたのはちょうどコロナ禍の最中。以前と違って子どもを打ち合わせに連れていく必要があるにも関わらず、時期的にキッズスペースを閉鎖している会社も少なくなかったそう。

「心機一転ということで、大手ばかりではなく地域の工務店まで視野を広げることにしました。それと、子どもが一緒でもスムーズに打ち合わせできるように配慮してくれる会社があれば最高だな......なんて思っていて。候補を数社まで絞った中にamaneもありましたね」と奥さま。

「実は、スタッフの方々にお会いするまでは自分たちには合わないのかなと思っていたんですよ」と話すお二人。どうやらコンセプトハウスの雰囲気から、プライドが高い工務店だと思っていたそう。しかし、実際に話をしてみると親しみやすく、気さくな雰囲気で打ち合わせができたのだとか。「じっくり私たちの話を聞いて、寄り添ってくれている感じがしましたね。先入観だけで候補から外さなくて良かったです(笑)」と奥さま。さらにご主人もこう続けます。

「他の住宅会社にも行きましたが、amaneの子どもへの対応はすごく良かったですね。コンセプトハウスの見学中は僕たちが集中して検討できるように面倒を見ていてくれたり、その後の打ち合わせでも何かと気にかけてくれて。子どもがスタッフの方々に懐いていたからというのも、amaneに決めた理由の一つでした」

その後はamaneが手がけた家をいくつか見学して、コンセプトハウスのデザインを実際の住宅に落とし込んだらどうなるのか、もう少し小さな敷地ではどうなるのかなどを細かく確認したというOさまご夫婦。自分たちの土地と予算でも進められることがわかり、amaneで家づくりすることが決まりました。

こだわりたかった本物志向に、どこまでも応えてくれる。

ご主人が一貫して伝えていたご要望は「かっこいい家にしたい」ということ。木目調などのフェイク素材は極力避け、本物の素材を使うということを一つのこだわりにしていたのだとか。このご要望に対して、amaneはどのように応えていったのでしょうか。

「ご主人が叶えたいお家の雰囲気がわかる雑誌や写真をたくさん共有してくださったんですよね。それを参考に、お好みであろうテイストを想像しながらプランをつくっていました。作成したプランは社内で展開し『Oさまならどんな反応するかな?』と話し合って、楽しみながらプランづくりを進めていました」と設計担当スタッフが当時を振り返ります。

「リビングとテラスをつなぐ窓のサッシは木製のものを提案していただきました。細かい部分なんですけど、テラスにある黒い鉄柱も、この家のデザインに合うようにとamaneが探して見つけてきてくれたもの。本物の素材を使いたいというご要望に徹底して向き合ってくれて満足しています」とご主人。

シューズインクローゼットに設置されたランプシェードは、ご主人が横浜のヴィンテージショップで購入されたこだわりの逸品。コカ・コーラの赤いカラーリングと黒い天井の組み合わせがとてもおしゃれで、目を惹きます。

「amaneにお願いして良かったなって思うのは、天井や床、タイルなどの素材や色味を決めるときに現場でサンプルを当てながら確認できること。そのおかげで、完成してからも『なんか違うな』という違和感がありませんね」と話すご主人。リビングの隅に備え付けられたレコードラックも現場での確認と修正をくり返し、ご主人が納得いくかたちに仕上げていったそう。

「主人はこの家のこと、本当に気に入っているんですよ。以前の住まいでは掃除なんて一切しなかったんですけど、いまは自分から窓を拭いたりしていて。良い家は人を変えるんだなと思いました」と奥さまが教えてくれました。

家事ラク動線を叶えてくれた柔軟な提案力と対応力。

奥さまのこだわりが反映されているのは一階の回遊動線と二階の水回りスペース。お仕事で忙しい奥さまの家事の負担が、少しでも楽になるような工夫が施されています。

「回遊動線は絶対に取り入れたいポイントでした」と奥さま。「実は大手ハウスメーカーからは階段の位置の関係上できませんと断られてしまったんです。でもせっかくの注文住宅だから、叶えたくて。難しいかなと思いつつ、amaneにもはじめに相談したところ、リビング階段を採用するかたちで希望を実現してくれました」

そうして完成したのはシューズインクローゼットとパントリー、キッチンをつなぐ動線。買い物帰りはパントリーに食品をしまってから、手ぶらの状態でキッチンへ。「収納スペースがたっぷりあるからリビングに物が散らかりにくいです」と嬉しそうな奥さま。

また、2階の水回りは、洗濯スペースとバルコニーが直結してるおかげで想像以上の使いやすさなんだとか。

「前の家に比べて、洗濯物を移動させる時間も手間もだいぶ減りました。それに室内干しできるように専用のラックを付けてもらったので、雨が降りそうな日でも問題なく洗濯ができちゃうんですよね。出勤後に、雨が降ったらどうしよう......なんて心配することも無くなりました」

家族で遊ぶも良し、夫婦で楽しむも良し。
どんなときでも笑顔が溢れる住まいに。

「家が新しくなって変わったことは?」という質問に、娘さんが嬉しそうに「広くなった!」と答えてくれました。学校のお友達もよく遊びに来てくれる場所になっているそう。元気よくのびのびと遊んでいる子どもたちを見ていると、この家での暮らしを心から楽しんでいることが伝わってきました。

そして外には、天然芝と石畳でデザインされた庭と小さな家庭菜園があります。そこにはキャベツやカブ、水菜などいろいろな野菜が育っており、子どもたちは収穫した野菜をそのままガブり。でも、この日食べたカブは少し苦かったみたいで、苦そうな表情を浮かべていました。

「今はまだ子どもたちが小さくてはしゃぎまわっているけど、大きくなってもこの家で一緒に何かつくったり、食卓を囲んだりしたいですね。2階には子供部屋も用意しているけど、みんなで過ごす時間を大切にしていきたいと思っています」とお二人で話してくれました。

「あと、夫婦共通の趣味が音楽なので、天気の良い日は好きな音楽を流しながら、このテラスでお酒を飲んでまったり過ごすのも好きなんです」とご主人。

それに対して「昔は一緒にライブを観に行ったりしてたよね」と奥さまが応えます。「子どもが生まれてからは行けていないけど、こうして家でも趣味を満喫できるようになったのが嬉しくて。まだまだ先の話だけど、子どもたちが巣立った後に夫婦二人で過ごす時間も楽しみです」と笑顔で教えてくれました。

建物全体の雰囲気はご主人、暮らしの実用性は奥さまのそれぞれのご要望と感性がバランス良くかたちになった住まい。ここは子どもたちと過ごす時間も、夫婦で過ごす時間も、いつでも贅沢で素敵なひと時が送れる場所になっているようです。