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コラム

インナーバルコニーで非日常を愉しもう!

インナーバルコニーで非日常を愉しもう!

日々の疲れを非日常(ハレ)の空間で癒したいというご要望をたくさんいただきます。
心を癒すための、ホテルのような暮らしを演出する上でおすすめなのが「インナーバルコニー」です。

従来のベランダは建物の外に貼り出したものですが、
インナーバルコニーとは、建物の中に引っ込んだかたちのバルコニーのこと。
その構造や役割に大きな違いがあります。

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インナーバルコニーの最大の特徴は屋根があること。
天候の変化の影響も受けず、直射日光も遮ることができます。
この屋根のおかげで、外でありながら部屋の中にいるような時間を過ごせます。

従来のベランダよりも広く作れるので、
ソファーや椅子を置いてセカンドリビングに、
夏場はプールを置いて日陰で安心して遊べたり、
仲間とバーベキューをしたりと、
庭のような使い方ができます。
小さなお子さまが道路に飛び出すこともないので、安全な遊び場としても活用できます。
洗濯物を干す場所にもよいでしょう。

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また、2階にお風呂を設置するレイアウトでは、湯船をインナーバルコニーに設置しても面白い!
リゾート高級旅館の半露天風呂のようにもできますね。
どのように使おうか想像するだけでワクワクする場所です!

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こちらはインナーバルコニーの壁を高くした例。
外部からの視線を防ぎ、空しか見えないようにできます。
プライベートが守られ、隣接するリビングにカーテンが必要なくなり、
カーテンレスの空間も実現できます。

いいところはたくさんありますが、欠点も。
床面積に含まれるため、固定資産税の対象となることが多いです。
また、隣接する部屋が奥まってしまうので、日光が部屋に届きにくくなります。
これらを踏まえてレイアウトの調整が必要でしょう。

非日常空間が欲しい方にはインナーバルコニーはおすすめ。
外なのか内なのか、グレーな場所だからこそ想像力が掻き立てられます。
気持ちの良い非日常をぜひ、インナーバルコニーで実現してください。